サステイナブルコーヒートーク


サステイナビリティーとは「つながり」

川島: 女性向けのファッション誌で、農園の写真や生産者の顔がのっている雑誌を、僕は初めて見ました(笑)

生駒: マリ・クレールの本国フランス版はもっとすごいですよ。戦争の地におもむいたり。私たちも自分たちが伝えたいことはきちんと切り込んで伝えます。週刊誌やルポルタージュをのせているメディアに負けないテンションでやってます。そのためのスタッフもいますから。

大城: そういった環境問題や、開発の問題、エイズの問題だとかを、当たり前に、しかも考えることが苦でない形で、実際の変化を生み出す喜びにつながればいいですよね。

写真(大城さん)私はサステイナビリティーという言葉を、そのような各種の問題をつなげるリンケージという意味でとらえています。サステイナビリティーは日本語では「持続可能性」と訳されてしまうんですが、私は「関係性」あるいは「つながり」をあらわしているんじゃないか、と思っています。うまい「つながり」があれば、より豊かな上昇スパイラルが生まれていく。逆にそれが途切れたりねじれたりすると、悪循環になったり、切り離されたままで問題が深くなっていく。そんな時に私たちがつなぎ役として、新しいつながりをどんどん創り出せたらと思います。学生の力というか10代や20代の若い力を、既存の常識にとらわれずに、もっと新しいつながりを創る力に変えられないかなと考えています。

川島: たしかに「持続可能性」という訳語はピンとこないんですよね。それがどうしたのって言われちゃうんです(笑)

写真(生駒さん)生駒: ワンガリ・マータイさんが「もったいない」という言葉を普及させたように、何か分かりやすい言葉を・・・考えましょうか(笑) 

川島: ぜひお願いします! これを読んでくださっているみなさんも、何か良いアイディアがあったらぜひ教えてください!

生駒: サステイナビリティーの考え方は、私たちの祖母くらいの世代はみんな持ってたんですよね。近代化が進んだ結果、つながりを全部プチプチ断ち切られて、それぞれの場所の効率だけを考えるようになってしまったんですよね。特に都会の状況は分断されてますでしょう。子供の遊び場所1つとってみても都会には無いじゃないですか。うちの子が友達と公園で遊ぼうと思っても変な人がいるからやめときなさいとか、そうするとみんな自分の家に帰ってコンピューターゲームをする状況になっちゃうんですよ。サステイナブルなことができないような環境になってしまっているんです。